堕ちる、熔ける、嗤う。 3-5


 無我夢中になってペニスにペンを抜き差しし、アナルを指で掻き回すスコール。
M字に開かれた脚は、ビクビクと絶えず反応を示し、日中に男達によって吐き出された精液で、尻たぶがドロドロに汚れている。
指を咥えたアナルは、まるで物足りないと言わんばかりに蠢き、指が動く度、くぱっ、くぱっ、と皺を広げていた。


「はっ、んぁ、あぁ…っ♡お、おちんちん…はひっ、ひぃっ♡けつまんこぉっ、んんっ、むずむずして、あぁ…だめ、もう、だめぇえ……♡」


 くちゅくちゅと音を立てながら秘奥を掻き回し、スコールは虚ろな瞳を彷徨わせていた。
それを見ていた将校が、くつくつと嗤って、


「どうやら指揮官様は、オナニーだけじゃ満足できないようだな」
「そうらしい。いやはや、全くやらしい指揮官殿だ」


 将校の言葉に司令官が同意すると、見物していた兵士達がぞろぞろと動き始めた。
兵士達の手がスコールの腕を掴み、アナルに埋めていた指を引き抜く。
にゅるるっ、と指が抜かれて、スコールは「ひぃいんっ♡」と甘い悲鳴を上げた。
肉棒を貫いている異物はそのままに、動かす手を捉えられ、浮かせていた脚を下ろして立たされる。
万年筆を咥えたペニスがぷらぷらと揺れ、キャップの縁を汁が伝い落ちて行った。

 スコールの躯には碌に力が入っておらず、膝を伸ばす事は疎か、地面に立つ事すら出来ない。
がくがくと下半身を震わせるスコールを、兵士達はパイプ椅子に向い合せにし、背凭れに両手を突かせた。
スコールは背凭れに頭を預け、腰を掴んで尻を突き出す格好にされる。


「ふ、あ…あっ……」


 辛うじて残ったスコールの意識が、これから起きる事を予想した途端、腹の奥から酷く切ない疼きが生まれた。
蕩けた表情でその時を待つスコールに、兵士達は鼻息を荒くしている。

 ひくん、ひくん、と震えるスコールの白い尻に、冷たいものが伝い落ちる。


「あふっ…!ん、何…ぃんっ♡」


 突然の事に目を白黒させていると、にゅぷんっ!と兵士の指がスコールのアナルに潜り込んだ。
指は体内で関節を曲げ、媚肉をクニクニと柔らかく刺激し、余った指はスコールの足の付け根の滑らかな肌を、揉むように撫でていた。


「あっ、あっ、んぁっ…♡や、んんっ♡あふっ、ふぅん…っ♡」
「指揮官様はケツマンコオナニーが下手だからな。しっかり慣らしておかねえと」
「んっ、んっ♡んむっ♡ふぅんっ♡」


 そう言って兵士が指を動かせば、ぐちゅっにゅちゅっ、にちゅっ、と卑猥な音が鳴る。
既に何度となく男を受け入れ、自身の指で解されたのだから、今更慣らすも何もない。
兵士達もそれは判り切っていた。
ただ、こうして焦らすように物足りない刺激を与え続けていれば、スコールが物欲しげに細腰をくねらせる光景が見られるのが面白いのだ。


「んっ、んぁ、あぁ…っ」
「もうちょっと使うか」
「んふぅっ…♡や、冷た……あうんっ♡」


 冷たいものが再びスコールの尻を濡らし、谷間を通って秘孔へと流れて行く。
兵士はとまわりついたものと一緒に、スコールのアナルを深く抉った。
ビクン!とスコールの腰が跳ね、はひっ、はひっ、と喘ぎ声が漏れる。
そんなスコールの体内では、あのじんわりとした熱が再び暴れはじめていた。


「あ、あ、…あ…つ……あつ、いぃ……っ♡」
「だろうな。コレ、けつまんこに塗ってるからよ」
「……あ……っ!」


 司令官がスコールの前に見せたのは、無色透明の液体が入った小ビンだった。
既に中身を半分以下にしているそれが、自分の尻を伝い落ちている事を知って、スコールの顔から血の気が引く。


「や、ひっ────んひぃんっ♡」


 逃げを打ったスコールを叱るように、ずりゅんっ!と指が秘奥から抜けた。
蓋を失った秘孔は、ぽっかりと穴を拡げ、咥えるものを求めてヒクヒクと蠢いている。


「あぅ…あんぅっ…♡」
「じゃ、司令官からお先にどうぞ」
「おお、悪いな」


 司令官がスコールの背後に周り、カチャカチャとベルトを外し、前を寛げる。
色素の沈着の所為か、黒く滲んだ太いペニスが、スコールの陰部に宛がわれた。
ぐりぐりと入口の穴を押す大きなものに、スコールの躯がぶるりと震え、助けを求めるように蒼の瞳が彷徨う。


「や…だ、め…いま…今、入れ…たらあ……っ♡」


 兵士の指によって万遍なく塗られた薬が、内側でじゅくじゅくとした熱を誘発させている。
万年筆を挿入したままのペニスが、痛い程に膨らんでいるのが判って、スコールはいやいやと首を横に振った。
しかし、見下ろす男達は皆卑しい笑みを浮かべているばかりで、スコールがどんなに解放を望んでも、許す気はなかった。

 ぬりゅ……と入口が押し広げられるのを感じて、スコールの肩が強張る。
歯を食いしばって競り上がるものを押し殺そうとする───が、ぬぼんっ!とペニスが一気に奥へと潜り込んだ瞬間、そんな抵抗も呆気なく崩壊した。


「んぁぁあああぁっ♡♡」
「っく〜、いいねえ、この締め付け。そらっ!」


 司令官は腰を大きくグラインドさせ、長いストロークでスコールの陰部を耕す。
ずぽっぬぼっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ!と音を立てながら、ペニスはスコールの中を掻き回し、高さのあるカリ首がビラビラと折り重なるように密集している肉ヒダを抉った。


「ああっ、ああっ、ああっ♡や、はひっ、ひいっ♡」
「おらっおらっ、どうだっ!この奥かっ、此処かっ!」
「はっうひっ、あふぅっ♡だ、だめ、あっ、そこっ、そこぉっ!ゴツゴツしちゃっ、ひっ、あぁんっ♡」


 ペニスがスコールのアナルの最奥を強くノックし、ずんっずんっずんっと突き上げる度、スコールの喉から喘ぎ声が溢れ出す。
揺さぶられるリズムに合わせ、スコールの両腕を突いたパイプ椅子がガチャガチャと煩い音を鳴らしていた。


「んぁっ、あんっ、あんっ、あぁんっ♡」
「随分と気持ち良さそうな顔してるなあ、指揮官様。そんなにけつまんこ掘られるの好きか?」
「あふっ、んっ、んぁっ…♡やっ、好き、じゃな、ひぃいっ!あひっ、あんっ、あぁっ、おふぅんっ♡」


 否定をなんとか口にした瞬間、秘孔を支配する肉棒の動きが激しさを増す。
スコールの尻と、男の腰がぶつかり合う音が響いて、雄は更に深い所までスコールの躯を拓かせようとする。

 将校がスコールの髪を掴んで、顔を上向かせた。
将校の指がスコールの舌を摘まみ、引き摺り出してやれば、だらだらと唾液が伝い落ちて行く。


「何嘘吐いてんだよ。あんた、俺達に逆らわないって言っただろ?」
「あふっ、ふぉっおっ、ほぉっ♡はへっ、んほぉっ…!」
「ちんぽに従うんだろ?だったらちんぽに嘘吐んじゃねえよ」
「ふぉっ、おふっ、おっ♡ご、ごめっ、はひっ♡んぉおおっ♡」


 最奥の壁をぐりぐりと押し抉られて、スコールはがくがくと膝を震わせた。
白眼を向いて快感に喘ぐスコールに、「判ったな?」と将校が言うと、スコールはこくこくと頭を縦に振った。


「じゃあもう一回だ。指揮官様。そんなにけつまんこ掘られるのが好きか?」
「ふ、おふっ、んんっ♡す、すきっ…すき、しゅきぃい…っ♡」
「何が好きなんだ?ちゃんと判るように言えっていつも言ってるだろ」
「んんぅっ♡はふっ、ひぃっ♡け、けつまんこ♡けつまんこ、お、おちんちんで、ああっ!ほ、ほられる、のっ♡じゅぽじゅぽ、されるのっ、すき、しゅきですぅうっ♡」
「よく出来ました、っと!」
「はぅうんっ♡」


 司令官が一際強く腰を打ち付け、じゅぷんっ!とペニスが根本まで埋まる。
奥壁を殴るように突き上げられたスコールは、ガニ股に開いた膝をガクガクと震わせながら、全身を貫く官能に背を撓らせた。

 突き上げられるまま、体を揺すぶられるスコール。
その下腹部で、未だ異物を咥えたままのペニスがゆらゆらと揺れている。
それを見付けた兵士が、にんまりと性質の悪い笑みを浮かべて、将校の手から液体の入ったビンを取る。


「どうするんだ?」
「そりゃあ、指揮官様を満足させて差し上げるんですよ」


 兵士はそう言うと、身を屈め、椅子に縋り付いているスコールの躯の下に潜り込んだ。
何、とスコールが自分の体を見下ろすと、兵士が小ビンの蓋を開けるのが見え、更に兵士の指が自身のペニスへとかけられるのを見た。


「や、なに───あひいっ♡」
「あんたはけつまんこハメで啼いてりゃ良いんだよ」
「そ、な、あふぅっ♡あんっ、んぁっ、あぁっ♡やっ、お、おちんちんがぁっ♡当たってる、奥にっ♡当たって♡あぁっんぁあんっ♡」


 ぐちゅっぐちゅっ!ぐりゅっ、ぐちゅっ!と絶えず尻穴を掻き回され、スコールは引っ切り無しに喘ぎ声を上げていた。
激しい突き上げに翻弄されるスコールの下で、潜り込んだ兵士がペニスに挿入された万年筆を摘む。
まるで其処にあるのが当たり前であるかのように、我が物顔で其処を占拠する棒を、兵士はにゅるるるっ!と引っ張り出した。


「あぁぁぁあっ♡おちんちんだめぇええっ♡」


 尿道を昇って行く快感に、スコールはビクッビクッビクッ!と躯を震わせた。

 万年筆は半分程まで抜かれ、ペン尻から数センチは、尿道の入り口を塞いだままだった。
その向こうで、競り上がった快感がまた行き場を失って戻って行く。
スコールはアナルの突き上げと、逆流して来た熱の塊に悶え、小振りな尻を夢中で振る。


「おふっ、んぉっ、おぉんっ♡お、おちんちんがぁっ…、おちんちんが、おかしくなるぅっ♡あひっ、けつまんこぉっ、あんっ♡あっ♡えぐれてっ、ああっ、めくれるぅうっ!」


 司令官が腰を引く度に、太いペニスがスコールの媚肉を持って行こうとする。
入口まで引き抜かれた肉棒は、次の瞬間には根本まで一気に埋められ、スコールの体内を奥深くまで蹂躙した。

 その快感に打ち震えていると、とろりと冷たいものがスコールのペニスを濡らす。
体の火照りとは程遠い冷たさに、ぶるっと身を震わせたスコールだったが、その直後、にゅぶぅっ!と再びペニスに万年筆が埋められた。


「ひぃいっ、んひっ、あひぃっ♡あっ、あっ、あぁっ♡お、おちんちんっ♡ずぽずぽって♡んぁあんっ!」


 冷たいものをまとわりつかせた万年筆が、にゅぽっにゅぽっと音を立てながら、スコールの尿道を出入りする。


「何、何かっああっ♡冷た、あひぃっ♡」
「おお、判ったんですか。流石は指揮官様。ほら、これですよ」


 これ、とスコールの前に掲げられたのは、空になった小ビンだった。
途端、ぞくぞくぞくっ!と沢山の虫が背を這うような快感に襲われ、スコールは大きく身を振るわせる。


「はひぃいっ♡やっ、それ、それぇっ…!くすり…あぁっ!」
「そう、指揮官様が気持ち良くなるお薬です」
「ひっ、あふっ、あぁんっ♡だめ、だめ、あぁっ!お、おしりにも、入ったのにぃっ♡おちんちんもなんてぇっ!くすり、だめっ、あふっ、だめ、あぁあんっ♡」


 薬塗れのペンが、スコールのペニスを犯している。
粘膜から広がって行く淫靡な快感に、スコールの躯は逃げを打つが、アナルを突き上げるペニスに呆気なく陥落された。

 更に、司令官がスコールのシャツの隙間に手を入れ、ぷっくりと膨らんでいる乳首を摘んだ。


「なぁぁあっ♡」
「おぉ?なんだ、どうした?」


 ビクッビクッと背中を弓形に逸らしたスコールに、見物している男達が食い付いた。
覗き込んでくる兵士達を見て、司令官がスコールに囁く。


「ほら、指揮官殿。皆が何があったのか聞いてますよ。ちゃんと説明しないと」
「そ、そんな、んひぃいっ♡あひっ、ひぃっ♡やっ、あふっひぃぃっ♡やぁっ、お、おちんちんいじめないでぇえっ♡」


 司令官の言葉に、嫌だ、と言おうとしたスコールだったが、ペニスの中を万年筆でずちゅっずちゅっと突かれてしまえば、抵抗の意思など呆気なく挫けてしまう。
スコールは全身を襲う強烈な快感に悶え、ひぃひぃと情けない泣き声を漏らしながら、自分の体を襲うものについて説明し始めた。


「ち、ちく、乳首ぃっ…!乳首、摘まれてっ、あぁっ、コリコリってぇ♡ひっかかれて、んぁっ、引っ張るのぉっ、だめぇえんっ!」
「乳首引っ張ったら、ケツマンコがぎゅうぎゅう締まりやがる。本当に好き者だぜ、あんた」
「あんっ、あひっ、ひぃんっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」


 左右の乳首を摘まれ、乳頭を潰すように親指と人差し指で擦られる。
ペニスに挿入された万年筆が、円を描くようにぐるぐると先端を動かして、尿道の奥を開こうとする。
道が開いたと勘違いた蜜液が、尿道の壁とペン軸の隙間を潜り抜けて、穴口から我慢汁を溢れさせ、子供のようにすっきりとした股座を伝う。
秘孔はすっかり雄の形に広がり、突き上げる度に竿全体をみっちりと締め付け、男を悦ばせている。
雄が引けば、肉ヒダがびたびたと絡み付いて、カリ高の亀頭に擦り上げられて、スコールもまた悦びの声を上げていた。


「ああっ、いやっ、いやぁあっ♡くすり、くすりがぁっ♡おちんちんと、けつまんこの中で、んぁっ、熱いい……っ!奥が、けつまんこと、メス穴ちんぽの奥でぇっ…むずむずしてるのぉ…っ!はひっ、あぁあんっ!」


 奥壁を突き上げたペニスが、行き止まりを無理やり押し上げて、ぐりぐりと抉る。
スコールは足の爪先を引き攣る程に強張らせ、ドロドロに汚れた太腿を痙攣させた。


「あひっあひっ、ひぃいっ…!お、おちんちんが…けつまんこの奥にぃっ…と、とどいて、あぁっ♡」
「此処がむずむずしてたんだろ?此処を穿って欲しくて堪らなかったんだよなぁ?」
「ひっ、あひっ、あぁあ…っ♡」


 秘奥の壁をゴツゴツと突かれ、スコールはうっとりとした表情で、宙を見上げる。
その瞳は熱に溺れ、思考力など投げ出しているのが見て取れた。


「そお、そこぉ…っ♡むずむずして、ああっ、ほしかったのぉ…っ♡薬で、むずむずしてるとこぉっ♡ぐりぐりって、ぐちゅぐちゅって、して、ほしかったのぉおっ♡」
「素直で宜しいっ、とぉ!」
「ああっ!あぁんっ!奥、ああっ、突いてるっ、ずんずんして、ひぃいっ♡」


 自分の指では幾ら弄っても届かなかった場所を、肉剣が何度も何度も突き上げている事に、スコールは悦びを感じていた。
ペニスに挿入された万年筆が、緩急をつけて尿道を抉る快感も、スコールは堪らない快感だ。
見物していた兵士達が、反り返ったペニスを突き出して自慰に耽っている光景にも、嫌悪を覚える事もなくなっていた。
強過ぎる快感に支配された若い躯は、最早それを貪る以外、何も考える事は出来ない。

 将校がスコールのシャツをたくし上げ、司令官に弄られて赤くなった乳首に吸い付いた。
ちゅうちゅうと強く乳首を啜られ、スコールは頭を振って悶えながら、ペニスとアナルから与えられる快感に泣き喘ぐ。


「や、はひっ、ひぃん♡だめ、だめぇ…おちんちんと、けつまんこで、あぁっ、きもちいいのにぃっ♡乳首まで、吸っちゃだめぇえ…っ!」
「そんな事言って、好きなんでしょ?こうやって一度に苛められるの」
「はうっ、あふっ♡好き、じゃ、んぁああんっ!あぁっ、あっ、ごめ、ごめんなさいっ、あひぃっ!うそ、あっあっ、うそですぅっ!すき、ひぃっ♡お、おちんちんも、けつまんこもっ、ちくびもぉっ♡すき、しゅきぃっ♡」
「そうそう、嘘吐かないで素直が一番ですよ」
「んっ、あっあひっ、あんっんぁあっ♡ひふっ、はぅっ♡」
「だから指揮官様。好きなんですよね?乳首も、雌穴ちんぽも、けつまんこも」
「───っあぁぁぁぁああっ♡♡♡」


 ぐりぐりっ、と乳首を抓られ、ペニスの奥をぐりゅりゅっ、と掻き回されながら一気に引き抜かれ、アナルにペニスを根本まで突き入れられる。
一挙に襲った快感に、スコールは呼吸すら忘れ、四肢を痙攣させて絶頂した。

 蓋を失った中心部から、びゅるうううぅぅっ!と精液が噴き出す。
溜りに溜まっていたスコールの精液は、後から後から追い縋って来て、スコールの中心部を自らの力で犯していた。


「あぁっあぁっあぁあーーーーっ♡♡イくっ、イってるっ♡イってるのにっ、イっイっ、ひぃっ♡またっ、またイくぅうううぅっ♡♡」


 甘い悲鳴を上げながら、スコールは尿道を攻める精液に悦ぶ。
びゅくっびゅくっ!と吐き出される精液は、ねばねばと濃く、据えた強い匂いを撒き散らす。
秘孔が咥えた雄を強く締め付け、根本から先端までをマッサージするように蠢いた。
司令官が強く息を詰めた直後、体内の雄がどくっどくっと大きく脈を打って、最奥に熱を叩きつける。


「んぁあぁあああっ♡」


 今日だけで何度味わったか知れない、体内を穢される快感。
それに促されるままに、スコールはもう一度、絶頂を迎えた。

 絶頂の繰り返しが収まって尚、スコールの雄からはトロトロと精液が流れ出している。
秘孔に加えていたペニスが出て行くと、ごぽっ、と泡になった白濁液が溢れ出し、スコールの股間を汚した。


「はっ…ひっ…♡いっ…ひ……♡」


 意味のない音を漏らしながら、スコールはガニ股で陰部を曝け出した格好のまま、膝だけをカクカクと震わせていた。
男の欲望で濡れそぼったアナルは、物欲しそうにヒクヒクと伸縮しており、見物していた男達を誘惑する。

 交代、と司令官が言って、スコールの背後に将校が立った。
膨らんだ雄がスコールのアナルに宛がわれ、ずぷんっ!と一息にスコールを貫く。


「はぅうぅうっ♡ま、また…あぁっ♡あふっ、んひっ♡あぁんっ♡」


 直ぐに律動が始まり、スコールの喘ぎ声が再び始まった。
周囲に兵士達も集まり、順番待ちのようにスコールの周りを取り囲んで、自慰に耽る。


「ああっ、あぁっ♡あふっ、んぁ……も、やめ…あひっ♡はぁんっ♡」
「休んでる暇なんかないぞ。ほら、ちゃんとケツ締めろ!」
「んふぅっ♡は、はひっ…んひっ、あぁっ♡」
「素直にしてれば、一杯けつまんこにハメて貰えるからな。好きなんだから欲しいよな?」
「はひ、はひぃっ♡お、おちんちん…んっ、あぁっ、あふぅっ♡けつまんこに、ああっ、おちんちん、すき、すきです…ひぃんっ♡」
「けつまんこをおちんちんにどうされるのが好きなんだっけ?」
「はふっ、あふっ…♡お、おちんちん…おちんちんに、あぁっ♡けつまんこを、んっ、じゅぽじゅぽって、ずぽずぽされてぇっ♡はぁんっ♡け、けつまんこ、い、いじめ、いじめられ、あぁっ♡いじめられる、のがっ、しゅ、しゅき、れすぅううっ♡」
「で、雌ちんぽはどうよ?」
「め、雌穴ちんぽも、あ、あぁっ♡中、中をぉっ、ぐりぐりって、ずぽずぽって、され、りゅの、がぁっ♡すき、でしゅぅっ♡」
「よしよし、よく言えたな」


 ぐしゃぐしゃと将校がスコールの頭を撫で、地面に落ちていた万年筆を拾い、スコールのペニスの先端に宛がう。
「あぁ……っ♡」とスコールの口から悩ましい声が漏れた。
にゅぶっ、とペン尻が尿道の口を潜ると、スコールは恍惚とした表情で嬌声を上げる。


「あぁああっ♡おちんちんんっ♡あぁっ、う、動かして、ずぽずぽしてぇっ♡」
「素直な指揮官様には、気持ち良いご褒美だ」
「あんっ、あぁっんぁあっ♡イってる、イってるぅ♡おちんちん、おちんちんイってる♡けつまんこもぉっ♡ハメハメされてっ、きもひぃいぃっ♡」


 理性も矜持もプライドも捨てて、スコールは浅ましい快楽に溺れていた。
声を殺す事は疎か、男達の好奇を煽るまいと耐える事も忘れ、尻を振って雄を誘い、更なる激しい快感を求めている。

 既にスコールは、この凌辱の日々が一刻も早く終わる事を願う事さえ忘れている。
蒼の瞳は夢現に迷い込んだように微睡み、まるで束縛から解放されたかのように、夢中になって目の前の快感を貪るのだった。




何を守る為に、何を犠牲にしようとしたのかも、忘れて行く。