声が消える先


 スコールが運ばれたのは、仰向けで犯されているレオンの上だった。
躯を上下逆に合わせるように、シックスナインの形で重ねられて、スコールの目の前にレオンの勃起したペニスが突き付けられた。
レオンの方も、見上げた眼前にスコールの濡れそぼった肉棒がぶら下がる。
そしてそれぞれのペニスの向こうで、男根を咥え込み犯されているアナルが見えた。


「あっ、何っ、何を……ひぃんっ♡あぁっ、ああんっ!」
「は、はふっ、あうっ♡んっ♡レ、レオン…レオンのちんぽ……あぁっ♡」


 戸惑うレオンを余所に、スコールは一度は奪われたレオンの一物が戻って来た事に、嬉しそうな表情を浮かべる。
はっ、はっ、と餌を前にした犬のように舌を伸ばして荒い呼吸を見せるスコールの頭が押さえ付けられ、レオンの股間に頬が落ちる。
陰嚢を潰される感覚に、ビクッとレオンの足が跳ねた。


「ふあ、レオン、レオンん♡れおんのにおいぃ……♡」
「やあ……っ、スコールぅ…っ♡い、息がぁ…っ、ああっ♡」
「ん、あむぅ♡」
「ひぃいいんっ♡」


 玉袋と肉剣の間の皺に、スコールが食い付いた。
艶めかしい肉の感触に襲われたペニスから、ぷぴゅっ、と精子が噴きだす。
もう我慢する余力もないレオンは、スコールの舌が竿を丹念に舐め回すだけで、鈴口から女の潮吹きのように射精していた。


「だっ、だめっ、らめぇっ♡すこーるぅっ♡そんなっ、今はだめぇっ♡」
「んむっ、んひゅっ♡んぷぅっ♡れろっ、んりゅっ、んっふぅん♡」


 頭を振って訴えるレオンの声も虚しく、スコールはレオンの雄に吸い付き、じゅるじゅると音を立てて唇で愛撫する。


「はうっ、ああっ♡あひぃいっ♡ああっ♡ああぁあんっ♡」
「お〜い、レオン〜。口まんこでちんぽ犯されてる気分はどうだあ?」
「いやっ、いやぁあ…っ!スコール、らめぇ…っ、らめって、言ってへぇええっ♡」
「相当気持ち良いみたいだな。ケツまんこがすげぇ締め付けてきやがる」
「こっちもしゃぶりながら気持ち良くなってるようだぜ。蕩けてケツまんこがねちょねちょしてんだ。最高だよ」
「んぎゅっ、んちゅっ、んっぷぅっ♡れおんっ、れおんっ♡れおんのちんぽぉ♡ちんぽきもちいいぃ……んほうぅっ♡」


 守るべきだった少年に自身をしゃぶられ、振り払う事も出来ずにただただ甘い凌辱に喘いでいるレオンと、レオンのペニスをしゃぶりながら、へこへこと腰を揺らしているスコール。
スコールは口に咥えているものがレオンのもので、秘孔に納められたものが別の男のものだと言う事を忘れつつあった。
アナルを犯すものもレオンのものだと言う錯覚に陥ると、彼の躯はすっかり従順になり、男の一物を濡れそぼった肉壺できゅうきゅうと愛おしげに締め付ける。


「んむっ、んっ、んぶぅっ♡うぅっ、んふぅうんっ♡」
「あっ、あっ、スコールぅ…っ♡スコールの口まんこぉ…っ、熱くて、ああっ、気持ちいいのぉ…っ♡」
「良かったなあ。んじゃ、お返しにお前も舐めてやんな?」


 快感に押し流されて、嫌がる事を忘れ始めたレオンに、誰かが言った。
レオンの虚ろな瞳に、眼前で揺れるスコールの幼い肉剣が映る。

 レオンがゆるゆると唇を開け、赤い舌が伸びると、先端がスコールの亀頭に触れた。
敏感な穴口をくすぐられる感覚に、スコールが思わず腰を引かせると、レオンは頭を起こしてそれを追った。
追い付いたペニスを窄めた唇で捕まえて、鈴口をぢゅるうっ、と啜ってやる。


「んふぉおんっ♡」
「んんんっ♡」


 スコールの腰がビクビクと跳ねて、スコールはレオンに顔射した。
びしゃあっ、と勢いよくぶちまけられた精子に構う事なく、レオンはもう一度スコールのペニスに食い付いて、亀頭に舌を絡めて舐める。


「んぉっ、んふぅっ♡ふぉおおんっ♡」
「んっ、んっ♡んっ…ひゅこーる…んんっ♡」
「ふぁっ、はぁっ、あぁあっ♡ちんぽぉ♡なめられてりゅ♡おれのおちんちん、れおんがなめてるぅっ♡」


 亀頭の筋を集中的に舐められたと思ったら、カリの裏側を舌先でくすぐられる。
更にレオンは、スコールの股間に手を持って行くと、ぶら下がった陰嚢を揉み始めた。
柔らかな玉袋をくにゅくにゅと転がしながら、竿の根本に舌を当ててぐりぐりと苛めてやる。

 弱点を判っているレオンの攻め方に、スコールは堪らずペニスを口から放して喘ぐ。


「はひっ、れおん♡れおんん♡おちんちんがぁ♡とけるぅう♡」
「んっ、んぢゅっ♡んぁ…はむ♡うぅんっ♡」
「こらこら、放しちゃ駄目だろ。ちゃ〜んとレオンを気持ち良くしてやらないと、おちんちん舐めて貰えなくなるぞ」
「ふえっ、やぁ……あむぅっ♡」
「んひゅぅっ♡んっ、うぅっ♡おふっ、ふぅっ♡ふくぅっ♡」


 男達の煽る言葉に、スコールは泣き出しそうな顔をして、もう一度レオンの股間に顔を埋める。
不慣れな口淫には技術も何もないが、それでもレオンに悦んで貰おうと、一所懸命になっていた。
途中からはレオンにされた事をそっくりそのまま真似をして、亀頭を舐め、陰嚢を握り揉み、鈴口をじゅるじゅると音を立てて啜り始める。

 お互いのペニスへの奉仕に夢中になっている内に、彼等の体も熱を昂らせて行く。
雄を咥え込んだアナルがヒクヒクといやらしく蠢いて、肉剣全体を万遍なく揉む。
その締め付けの中でペニスが抜けて行くと、肉ヒダが幾つも幾つも束になってしがみついて来た。
ペニスがカリ首まで穴縁まで出てくると、皺の集まった土手がぷっくりと膨らんでいるのが、お互いの目に映る。


「んほぉおっ…♡おおっ、うぅ♡しゅこーりゅぅ…っ♡しゅこーるの、ケツまんこぉ……♡ひろがってぇ…っ♡」
「ふあうぅっ♡りぇおんもぉ♡おちんぽいっぱい…♡いっぱいはいってるぅ♡んんむぅっ♡」
「みるな…みるなぁ♡ああっ♡おふっ、うぅっ♡ふぐぅんっ♡んひぃいっ♡」


 見るなと言いながら、レオンの目はスコールのアナルから逸らされない。
卑猥な形に広がったスコールの秘孔を前に、あんな形になって、いやらしい、と思いながら、自分も同じものをスコールに見られているのだと思うと、躯が一層熱くなる。
スコールも同じで、太い剛直を咥え込んで、抜き差しの度に穴の形を変えて肉棒にぴったりと密着するレオンの尻穴を見ながら、レオンも自分の犯されている場所を見られていると思うと、堪らなく興奮してしまう。


「レオンのおまんこ、ちんぽが犯してるぅ♡んっ、んちゅっ♡ちんぽ、レオンでじゅぽじゅぽしてっ、レオンのちんぽも、おっきしてるぅ♡はむぅっ♡」
「らめ、みるな、みちゃだめぇ♡だめなのにぃっ♡スコールのおまんこ、ちんぽしてるの、あぁあっ♡見てっ、見えてっ♡ああっ、だめっ、おれのおまんこみないでぇっ♡」
「ふぐっ、うふっ♡ううんっ♡見てるぅ♡れおんが見てる♡レオンがおれのっ、おれのおちんぽまんこっ♡みてるのぉっ♡イっちゃうぅううっ♡♡」


 雄肉に媚肉を犯される様を、レオンに見られている。
その事がスコールには至高の快感となって襲うと、スコールはそれに押し流されるしかなかった。
レオンの口にしゃぶられるペニスが、咥内でむくむくと膨らんで行く。
それを感じ取ったレオンが、まだ色の薄いペニスを口全体で食べてしまうと、むわぁっとした熱気に自身が包み込まれて、スコールは我慢できなかった。
タイミングよく、秘孔を犯すペニスが最奥まで捻じ込まれると、スコールはビクンッ!ビクンッ!と四肢を戦慄かせて、レオンの喉奥へと射精する。


「あぁあああんっ♡イクっイクぅううっ♡またイっひゃうぅううっ♡」


 レオンに顔射した絶頂から、殆ど間を置かずに与えられる絶頂。
スコールはレオンの顔を跨ぐ膝を、がくがくと震わせて、今にも崩れ落ちそうだった。
その腰を背後の男ががっしりと捕まえて、レオンに見せ付けるように激しい腰遣いでアナルを犯す。


「ひぃっ、らめっ、らめぇっ♡イってるとこ♡じゅぽじゅぽしないでぇ♡ああっ、レオンもぉっ♡おちんちんすわないでぇえっ♡」
「んぢゅっ、んっ、んふぅうっ♡はっ、はむぅっ♡んんんっ♡」
「あーっ♡あーっ♡れおんっ、れおんんっ♡らめぇっ、きもひぃいぃっ♡」


 レオンはスコールのペニスに吸い付いて、ぢゅうぢゅうと何度も啜っていた。
陰嚢と竿の根本を両手で揉んでやれば、押し出された精子が尿道を上って来る。
それを啜り絞られる度に、スコールはレオンの股間に顔を埋め、腰に縋り付いて、甘ったるい悲鳴を上げ続けた。

 その最中に、スコールのアナルの中で、犯すペニスも膨らんで行く。
食い千切らんばかりの締め付けを味わいながら、男は自身の絶頂に向かって腰を打ち付けていた。
レオンがぢゅるぅっ、と精子を強く啜った瞬間、スコールの腰が大きく戦慄いて、咥え込んだペニスを一際強く締め上げる。
根本から絞らんばかりの締め付けの中で、背後の男がぐぅっと唇を噛み、


「うぉおおおおっ!」
「んひぃっ♡はぉおおおんっ♡」


 雄叫びと共に、スコールの中でペニスが射精した。
ドクンドクンと血管を浮かせるまでに膨らんでいた雄肉から、どぷどぷと精液を注ぎ込まれて行く快感に、スコールの躯が痙攣する。

 ビクッビクッビクッ、と口の中のものが震えるのを感じて、レオンは鈴口を舌でくすぐった。
びゅるっ、と喉の奥に精子が吐き出されて、ごくり、と飲み込む。
何日振りかに味わうスコールの味に、うっとりとした表情を浮かべるレオンの目の前で、スコールのペニスを咥えたアナルから、白濁液が溢れ出していた。
それを見た瞬間、触発されるようにレオンのアナルもきゅうぅっと締め付けを強め、


「うぉっ!くぅううっ!」
「ふぅううんっ♡」


 不意打ちを食らった男が、レオンのアナルの奥に子種を吐き出す。
スコールの顔を受け止めたまま、レオンの股間がビクンッ、ビクンッ、と跳ねた。

 男が射精を終えて、ゆっくりと腰を引いて行く。
レオンの肉壺は、瞬間的な締め付けよりも、後引くような名残の締め付けがあって、男はもう一度入れたい欲望に駆られる。
穴口の裏側に亀頭を引っ掛けると、穴が窄まって、きゅう、きゅう…っ、と寂しげに締め付けた。
その様子を目の前に見ていたスコールの秘孔もまた、抜けて行くペニスを引き止めるように、きゅうぅっと亀頭を締め付けている。


「っは……あー、すげぇ」
「んじゃ交代」
「は……や……あっ、あぁあん…っ♡」


 レオンのアナルからペニスが抜けて、ごぷっ、と白濁が溢れ出す。
それに蓋をするように、次の剣がレオンの肉鞘に捻じ込まれた。

 同じく、スコールのアナルにもまた次のペニスが挿入されようとしたが、


「ああっ…レオン…レオンん……っ♡」
「またレオンじゃないと嫌ってか?」
「ああ……レオンがいい……レオンのちんぽがいいぃ……♡」
「このちんぽもレオンのかも知れねえぞ〜?」
「ふあっ、ああっ♡ああん…っ♡レオンのちんぽぉ……っ♡」


 男の言葉に催眠術でもかかったかのように、求めるレオンのペニスは自分の目の前にある事も忘れ、スコールは名も知らぬ男のペニスに尻を擦り付ける。
柔らかくなった穴に先端が宛がわれると、スコールの顔がうっとりと悦を浮かべたが、


「まあまあ、意地悪はその辺にしようぜ。こんなに欲しがってるんだ、ちょっとはスコール君のお願いも聞いてやろう」
「ああ〜?なんでそんな勿体ない事……」


 仲間の言葉に、今正にスコールに挿入しようとしていた男が不満げに眉根を寄せる。
が、仲間がにやにやと笑っているのを見ると、直ぐに興が乗った。

 言い出した男の指示に合わせて、男達はレオンとスコールの躯を動かした。
今度はスコールが仰向けに転がされ、レオンがその上に重なり合う。
シックスナインではなく、正常位の形であったが、異様なのはレオンの後ろに男がいる事だ。
レオンはスコールのアナルはその男に刺し貫かれたままで、レオンが少しでも躯を揺らすと、ずぷんっ!と奥を貫いて動くなと苛める。
レオンはスコールの顔の横に両手をついて、ビクビクと四肢を震わせているしか出来なかった。

 二人の男がスコールの両脚を大きく広げさせ、秘孔にレオンのペニスを宛がう。
何をされようとしているのか判って、レオンはふるふると弱々しく首を横に振った。
今そんな事をしたら、とレオンは涙を浮かべて男達を見るが、男達は愉しそうに笑っているだけだ。
スコールはと言えば、宛がわれた肉の感触の続きを期待して、躯を火照らせ、早く早くと腰を揺らしていて、


「そぉ、らっ!」
「んひぅうううっ♡」
「はあぁああぁんっ♡♡」


 レオンの背中に男が覆い被さり、全体重をかけて押し潰すと、レオンの膝が崩れて、宛がわれていた肉棒がスコールの秘孔を貫いた。
アナルを犯されながら、スコールの下の口でペニスを飲み込まれて、レオンが苦悶の表情を浮かべる。
それと同時に、スコールは待ちに待ったものをようやく与えられた喜びの声を上げていた。

 柔らかく熱く濡れた肉褥が、レオンのペニスを隙間なく包み込んでいる。
レオンはぞくぞくとした痺れが腰全体から広がって行くのを感じて、唾液をまとわせた舌を覗かせ、宙を見つめていた。
はくはくと酸素を求める魚のように唇を戦慄かせるレオンを、スコールは充足感に満ちた顔で見上げている。


「レオ…レオンのぉ…おちんぽぉ……っ♡」
「あ…あ…っ♡ス、コール……スコー、ル、ぅ…っ♡」


 頬を染めたスコールの表情は、まるで娼婦だ。
淫らな泉に浸かりきり、溺れ死んでも本望と言う顔で、レオンはスコールの首に腕を回す。
秘孔を貫かれながら肉棒を包み込まれて、動く事も出来ないレオンに、スコールは顔を寄せた。
唾液を零す唇を舌でなぞり、唇を重ね合せてキスをして、舌を絡ませあう。


「んっ、んふっ♡はふぅ…っ♡」
「ん、あ…あ、むぁ……っ」


 意識が飛びかけているのか、レオンの反応は覚束ない。
それがスコールにはもどかしくて、レオンからの応えを求めて、執拗に咥内を弄った。
舌でレオンの口の上をれろれろと舐めてやると、レオンの肩がビクッ、ビクッ、と震える。


「はっ、すこ、すこーりゅ…らめ、はめぇえ…っ♡」
「んりゅっ、れろっ♡りぇおん♡れおんぅ♡」
「ふっ、うむっ♡むぅっ♡あむぅんっ♡」
「んんんっ♡」


 甘えたがるスコールに促されて、レオンも舌を絡め始めた。
スコールの舌の裏側を、レオンの舌先がなぞる。
スコールの躯がビクッビクッと震えて、咥え込んだレオンの雄肉を強く締め付けた。

 唾液を交換し合い、ぴちゃぴちゃと音を立てて、口吸いに夢中になっている二人。
その内に彼等の肉褥はゆっくりと蠢き、それぞれ咥え込んだままの肉棒を柔らかく暖かくマッサージし始めた。
それを受けた背後の男が、ゆっくりと腰を引いて、レオンの孔からペニスを半分まで抜いて行く。


「んっ、んふぅうっ♡はぁっ、らめぇ…っ♡」
「んぁ、レオンぅ……キスやめちゃやだぁ…っ♡」


 肉壁を撫ぜられる快感に、レオンが背を仰け反らせて喘ぐと、スコールが寂しがって口付けの続きをねだる。
直ぐにレオンはそれに応じ、スコールに覆い被さって、また唇を重ねた。


「仲の良い事で」
「でも、こっちも忘れんなよっ!」
「おぐぅっ!」
「んっぷぅっ♡」


 半分まで抜けていたペニスが、またレオンの奥を穿つ。
上から押し潰すように貫かれて、レオンの体が沈み、スコールの秘孔に埋められたレオンの雄がより深く押し込められた。

 そのまま男がピストン運動を始め、レオンは秘孔を入口から最奥までずぽずぽと擦り抉られる。
同時にレオンの体が何度も何度もプレスされ、その度にスコールの最奥を、レオンの先端がゴツッゴツッとノックした。


「ああっ、んぁあっ♡ずぽずぽっ♡らめぇっ♡」
「あひっ♡はひっ♡んひぃっ♡れおんっ♡レオンのちんぽっ♡おっおっ、おくっに♡おくにっ♡あたって♡るぅっ♡」
「ああっ、スコールっ、スコールぅっ♡おまんこキツいのだめ♡きゅんきゅんらめぇっ♡」


 レオンのペニスが最奥を押し潰す度、スコールの秘孔が嬉しそうにレオンに絡み付いて締め付けて来る。
焦らされ続けてようやくレオンを与えられたスコールの其処は、男達に犯されていた時とは比べ物にならない程に柔らかく激しくうねっている。
これが欲しかった、これに犯されたかった、と肉そのものが悦んでいるかのように、レオンの肉棒に絡み付き、離そうとしない。

 レオンの腰が掴まれ、持ち上げられる。
ずるぅっ、と抜けて行くペニスに、スコールがいやいやと頭を振って、レオンの腰に足を絡ませた。


「らめぇっ♡レオンのっ、レオンの抜いちゃいやぁっ♡」
「ああっ、スコールの中っ、締め付けてるぅっ♡んぅううっ♡」
「入れて、奥ぅっ♡おくにぃ♡もっとぉおっ♡」
「んぅうっ♡ひぃっ、お尻ぃっ♡ああっ、あっ、あぁんっ♡」


 ねだるスコールを余所に、レオンは秘孔をぐちゅぐちゅと掻き回されて、ぶるぶると全身を震わせて喘ぐ。
そんなレオンの引き締まった尻が、パシン!と音を立てて叩かれた。


「あひぃっ♡」
「スコール君が一所懸命おねだりしてくれてんだぜ」
「ほれ、お前も動け!」
「うっ、ううっ♡あっ、んっ、んっ♡あうっ、あっ♡ああっ♡」
「はんっ、はひっ、ひぃんっ♡あぁっ、入ってる♡んんっ、レオンっ♡れおんっ♡ずぽずぽっ♡もっと♡」


 男達の命令に、レオンは腰を振り始めた。
スコールのアナルがレオンの肉で押し広げられ、肉壁が前後に激しく擦られる。
レオンの雄で体内を弄られる快感に、スコールも腰を揺らして悶え喘ぐ。

 スコールを攻めながら、レオンはアナルを犯される快感にも喘いでいた。
自身の律動に合わせて、背後の男が腰を振るから、腰を引いた瞬間に奥の奥まで抉られる。
それから逃げるように腰を前に進めれば、スコールの濡れそぼった柔肉に食まれてしまう。


「ああっ、らめっ、らめぇえっ♡ちんぽ♡おまんこ♡おかひくなるぅっ♡」
「おら、まだまだ!しっかり腰振れっ!」
「も、もう無理っ♡無理ぃっ♡だめっ、ゆるしてぇっ♡ああっ♡」
「ふあっ、あっ、あっ♡レオンっ、れおんのちんぽぉっ♡あひっ、奥でぇっ、パンパンになってるのぉっ♡パンパンちんぽでもっとじゅぽじゅぽしてほしぃのぉ♡」
「だってよ。頑張れ頑張れ」
「んぁっ、あっ、ひぃっ、あひぃっ♡」
「スコール君も頑張って腰振りな。レオンのちんぽに気持ち良い事当ててやるんだ」
「んっ、きもちひ♡きもひぃとこぉ♡うっ、きゅぅううんっ♡」


 スコールも男達の命令に従い、腰を揺らして捩るスコール。
既に意識が飛び飛びで、がむしゃらに腰を振るしかないレオンに変わって、腰を突き出して、自身のポイントにレオンを導いていく。
程無く、ポイントをレオンの雄が掠めると、スコールの躯に強烈な電流が奔り、


「イイとこ行ったか?」
「あくっ、あひぃっ、んひぃいっ♡キたっ♡きもひぃのキたぁっ♡」
「あぁあっ♡ひゅこーるのおまんこぉっ♡きゅんきゅんしてるぅうっ♡」
「こっちも良い具合に嵌ったみてぇだな。よーしよし、ほれ、頑張ったスコール君にご褒美やれよっ!」
「はぐぅっ♡あふぅっ♡ひぃっ、ケツまんこぉっ♡じゅぽじゅぽだめっ♡スコールにもじゅぽじゅぽしちゃうぅっ♡んぉっ、ぉおっ♡」
「はぁっ♡あっ♡あぁっ♡そこっ、そこぉおっ♡あ♡あ♡あ♡」


 背後の男がレオンの腰を乱暴に前後に揺さぶれば、二人分の喘ぎ声が引っ切り無しに上がった。
更に自身は、レオンの秘孔を後ろから肉天井に向かって抉るように突き上げる。


「らめっ、イクっ、そこイクっ♡ごりゅごりゅされたらっ♡すぐイっちゃうぅっ♡」


 もう何度目になるか知れない絶頂感の高まりに、レオンが尻を左右に振って、快感からの逃げ場を探す。
が、そんな事をすれば、彼の陰茎を納めたままのスコールの中が、ぐちゅぐちゅと掻き回されてしまい、


「ああっ、あぁあんっ♡れおっ、れおんっ♡かきまわひゅのらめぇっ♡」
「イくっ、イクイクイクぅっ♡けつまんことぉっ♡おちんぽ、まんこに犯されてぇっ♡おれっ、おれっ♡イっひゃぁああああああっ♡♡♡」


 スコールの叫びも耳に入らないまま、レオンはビクッビクッビクッ!と全身を戦慄かせながら絶頂した。
スコールの中で、レオンのペニスから大量の精子が噴き出して、スコールの奥の奥へと注ぎ込まれて行く。


「んぁあああっ♡イってる♡れおんがイってるの♡レオンのせーしで、おれもイくぅううううっ♡♡」
「あああぁああっ♡らめぇっ、すこーるぅっ♡おまんこしめつけちゃだめぇええっ♡」
「あ゙あ゙ぁ〜〜〜〜〜〜っっっ♡♡♡」


 掠れがかった嬌声を上げながら、二人は高みへ上り詰める。
レオンの放った精子がスコールの奥を溢れんばかりに満たし、スコールは腹の奥の熱に悦を浮かべながら蜜を吐く。
スコールの放った蜜液が、二人の腹をぐっしょりと濡らした。

 そんな強烈な絶頂が終わらない内に、レオンの中に男の精液が叩きつけられる。


「はぐぅううっ♡あああぁぁっ♡」
「────っはあっ、はあっ!あー、すげえ」
「んじゃ交代な」
「おふぅんっ♡」


 背後にいた男が仲間に押し除けられて、レオンの秘孔からペニスがぐぽっ、と音を立てて抜ける。
かと思ったら、新しペニスがまた捻じ込まれた。


「んほぉおっ♡」
「はっ、レオ…レオン…あぁんっ♡」


 止まない快感電流に喘ぐレオンを、ぼんやりと見つめていたスコールだったが、そんな彼も直ぐに新しい快感に捕まった。
レオンを貫いた男が直ぐに律動を始めると、レオンも条件反射のように腰を振り始め、スコールの肉壺をじゅぷじゅぷと再度犯し始めた。


「んひっ、れおっ、れおんっ、まってぇ♡ああっ、ああっ、ひぃんっ♡」
「ふあっ、あっ、やあっ、とまらないぃっ♡スコールのおまんこっ、きもちよくてぇっ♡ああっ、お尻もいいのぉ♡」
「俺もまた入れてえなあ。おい、口まんこ寄越せ」
「ふあっ、あっ、あぁっ♡んっ、あむぅっ♡」
「スコール君もお口出しな?コレ、さっきレオンのおまんこの中に入ってたんだぜ」
「ふえ、あ、んむぅ♡んっ、んっ♡おむぅっ♡」


 二人の男がレオンとスコールの顔の間にペニスを割り込ませると、二人はそれぞれに吸い付いた。
大胆に舌を絡めて亀頭をしゃぶるレオンと、唇を窄めて鈴口を啜るスコール。
スコールが啜っているのは、今までレオンを犯していた男のペニスだ。
これがレオンの中に、と思うと、スコールの躯は言いようのない興奮に囚われて、秘孔に咥え込んだレオンのペニスを締め付ける。

 一人あぶれている男が、じゃあ俺は、と使える場所を探す。
そうして目に着いたのは、レオンのペニスを咥え込んでいるスコールの淫部であった。


「ちょっと邪魔するぜ」
「仕方ねえな。おら、上乗るぞ」
「おぶぅうっ♡」
「んぐぅうっ!」


 レオンを犯す男が、レオンの背中に伸し掛かる。
その重さを受け止めるレオンは勿論の事、男とレオンの体重を受け止める羽目になったスコールも、くぐもった声で抗議するが、聞かれる筈もない。

 レオンを咥え込んだスコールのアナルは、彼の形にすっかり馴染んでいる。
元々慣れた感触と形なのだから当然だろう。
それでも、四人の男から代わる代わる凌辱され拡げられた所為か、レオンのそれで一杯一杯、と言う程ではなさそうだった。
男が指でアナルの土手を広げてやれば、上下に激しい運動をしているペニスと、擦られる肉壁の隙間から、どろりと白濁液が溢れ出して来る。


「ふぉっ、おふっ、おふぅうっ♡んっ、んっ♡なひぃっ♡んんっ♡」
「頑張れよ〜、スコール君。大丈夫、君なら出来る、君なら出来る」
「んっ、うぅっ!?ふぶぅぅううううっ!」


 スコールが、固い物が拡げられた内肉に押し付けられたのを感じたと思ったら、それは一気に捻じ込まれた。
レオンの竿に密着しながら、強引に潜り込んで来たのは、これも大きく膨らんだペニスだ。
尋常ではない痛みと圧迫感で、スコールの息が詰まる。


「ふっ、ぐっ…!うぅうっ……!」
「ありゃ、やべえな。おいレオン、スコール君痛がってるから、優しくしてやりな」
「うっ、んっ…、ひゅこーりゅ…っ、すこーるぅ…っ♡んんっ♡」


 目を瞠って青い顔をしているスコールを見て、レオンは咥えていたペニスを離して、スコールの顔に唇を寄せる。
スコールの口に捻じ込まれていたペニスが抜けると、レオンは直ぐに口付けを重ねた。
硬直している舌を絡め取り、唾液を移して咥内に塗りたくる。
それでも強張りが解けないスコールの躯を、レオンの手が這うように撫で周り、ツンと膨らんでいた乳首を摘む。


「んふぅんっ♡」
「ふっ、ふあ…スコール……んっ、あむぅっ♡んんっ♡」
「んむっ、んっ、ふぅうっ♡ひふひぃっ♡りぇおんのゆびぃっ♡ちんぽぉ…っ♡」


 レオンのキスと、胸への愛撫で、スコールは自分がレオンに抱かれている事を思い出した。
アナルに捻じ込まれた二本のペニスの内、片方はレオンのもの。
それが判れば、スコールを再び蕩けさせるには十分だった。

 痛い程の締め付けだったスコールのアナルが緩むと、男のペニスもレオンの律動に合わせて動き始める。
レオンが引けば、男のペニスがスコールの奥を穿ち、其方が引けばレオンが突き上げる。


「あひっ、あっ♡あっ♡あんっ♡はぁんっ♡」
「はっ、スコール、んっ♡ああっ♡スコールのおまんこでっ、あっ、中でちんぽ、ちんぽに擦られてるぅっ♡」
「あ♡あ♡んぁっ♡ああっ♡おまんこ♡ちんぽでいっぱい♡はうぅんっ♡」
「よーしよし。イイコだな〜、二人とも」
「んじゃ、ハイ、もう一回しゃぶって」


 ぐしゃぐしゃと二人の頭を乱暴に撫でて、男達はまた自身のペニスを突き出した。
支持されるままに二人の唇が開き、それぞれ亀頭を咥え込む。

 レオンの陰茎がスコールを突き上げる度に、スコールの雄からは、びゅくっ、びゅくっ、と精液が噴きだす。
それを秘奥に受け止める度に、スコールの肉壁が心地良い締め付けをするものだから、レオンも何度もスコールの中に射精した。
精嚢の機能が馬鹿になってしまったのか、腰を振る度、秘奥を突き上げられる度、レオンは繰り返し射精する。
その度に二人ともアナルに咥え込んだ男達を締め付けて悦ばせ、何度となくその身に彼等の子種を注ぎ込まれる事となる。

 最早二人の躯は、名も知らぬ男達に弄ばれ、彼等を悦ばせる為の肉道具と成り果てていたのであった。




(クラ×レオ×スコ)