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2014年04月
バトンを回して貰いましたので、回答させて頂きます。
・アイデアはどうやって出しますか
その辺で見た光景を脳内変換したり、テレビやアニメの登場人物を脳内変換したり、唐突に浮かんだ何か(単語やら光景やらとにかく何か。)から連想で考える。
部分的に浮かんだ場面に対して、どうやって其処まで辿り着かせるか考える。
設定しか浮かばなかったら取り敢えずメモして保留、設定内で作れそうな場面が浮かぶまで温めておく(そのまま放置する事も多々)。
エロネタは、エロ漫画やエロ小説を読んでる時、「このプレイ嫁にやらせたい」からスタートする事もある。
あとツィッターで、皆さんの呟きを元に、勝手に設定を膨らませてます。
・アイデアが出やすい場所
犬の散歩中、風呂の中、布団の中。
動物ネタはペットショップ。
エロネタは寝起きと深夜が捗ります。
・作品を仕上げるのに掛かる時間
オフ本は一ヶ月強、ネタ出しも含めると最低で40日くらい。
Web小説は短いもので早ければ一日、長いものはだらだらと書く事があるので、よく判らない。
SSは三時間から四時間(稀に勢いで一時間)。
エロネタは短いもので二日、長編は一章分で大体一週間前後。止まると正気に戻るので、出来るだけ一気に書く。
絵は下書き~ペン入れで一日、トーン作業に一日、アナログでの色塗りは一日~二日。
漫画は15ページまでなら、集中して一ヶ月以内でなんとか。
作業総時間なので、現実にはもっと暇かかってます。ケツが決まってないとグダグダ書いてる。
・今までで一番嬉しかった感想
感想頂けるなら何だって嬉しいですが、小説で「読み応えがある」と言われた時、嬉しいと言うか安心する。
だって長いから!自分で読み直してて疲れるから!!
・尊敬する人
短くすっきりまとめられる方。140字SSやってる方とか。
何かとグダグダ書き続けたり、場面を引っ張って長々書いてしまうから……
でも某ラノベの人も尊敬する。なんだ、あのサイコロ文庫本!
絵・漫画は、直接的な表現がなくてもエロく描ける人が心底羨ましいです。ド直球でエロい絵を描く人も羨ましいです。
・目標
伏線を張ってちゃんと回収する、伏線はあまり露骨に出さずに文章中に紛れ込ませる。
戦闘シーンでキャラクターの動きを確り描写する。世界観の作り込み。
モブや背景をしっかり描く。
予定・規定のページ数、文字数で収める。
・書きたいジャンル
二次創作:男性向け的エロ。ストーリーと両立させたい(でもやっぱりメインはエロ)。
一次創作:女の子がサテライトキャノン並の馬鹿でかい銃を振り回すガンアクション系、規模の大きな戦略もの、和ファンタジーvs西洋ファンタジー、二人ぼっちで依存し合う主人公の話、ネタが浮かべば他にも色々。あとは男性向け路線のがっつりエロ。
・回してくれた人の作品について
某チョコボ頭の、ギャグと真面目のギャップが好きです。
でぃくろにかのじっとりた狂気が滲むSSも好きです。
・バトン回したい絵描き字書き
やりたい方、ご自由にどうぞ!
どちらも甘い睦言を囁き合うような性格ではないが、そうした触れ合いを疎んでいる訳でもない。
だが、オブラートに包んだ言い方をすれば、両者ともに口下手と言われる性質だ。
更に言えば、相手は他人と目を合わせる事すら不得意なので、目と目で通じ合う等と言う事も難しい。
幸いなのは、彼が案外と判り易い性質だと言う事か。
生まれて間もない仔猫を思わせるキトゥンブルーの瞳は、彼自身は全く自覚していないのだろうが、彼の心の内をありありと映してくれる。
平時、其処には不機嫌、不愉快、不満と言った、尽くマイナスの感情面が浮かんでいるのだが、それだけに、反ってそれ以外のものが浮かび上がった時、蒼の光は顕著に揺らぎを見せるのだ。
彼が目と目を合わせて会話をする事を苦手としている理由に、「心の中を覗かれているようで落ち着かない」と言うものがあるのだが、強ち、間違ってはいないのかも知れない。
遠目に見ていると、複雑に折り重ねられているかのように隠された彼の胸の内は、もっと近くで覗き込んでみると、意外と真っ直ぐに見通せるのだ。
だからこそ、彼に心魅かれた事は、確かなのだけれど。
一人で斥候に出ていたカインは、その帰路の途中、山道を上る一人で歩く少年を見付けた。
心なしか煤けて見えたその背中は、今日の予定では、賑やかな仲間二人に挟まれていた筈だ。
火薬の痕跡を残す気配を見るに、此処から遠くはない何処かの歪で、イミテーションか混沌の戦士と戦闘をしたのは間違いないだろう。
仲間達とは、その時に逸れたのだろうか。
カインが少し歩く速度を上げると、カシャリ、カシャリ、と言う具足の音が聞こえたのだろう、俯き気味に歩いていた少年の足が止まる。
「スコール」
声に出して名を呼ぶと、ゆっくりと顔を上げた少年は、蒼の瞳にカインの姿を認めて、微かに空気を緩ませた。
「……あんたか」
「一人か?」
「……悪いか」
カインの問いに、スコールは傷の走る眉間に皺を寄せて答えた。
確認しただけなのに、そうも機嫌を損ねる問い方をしただろうかと考えて、一昨日、目の前の少年が、リーダー役の光の戦士と口論していた事を思い出す。
原因は、秩序の聖域付近に現れたイミテーションを駆除する為、スコールが独断・単独で行動した事を、ウォーリア・オブ・ライトが咎めたと言う事。
聖域付近までイミテーションが現れたと言う事は、女神の加護の力が弱まっているからだ。
もたもたしていては、イミテーションは増殖し、混沌の戦士が指揮する軍勢となって、聖域に押し寄せて来るかも知れない。
その前に早急な対応が必要────と言う判断の結果、その日、待機組だったスコールは、一人先行してイミテーションの駆逐に赴いたのだ。
これを探索組に割り当てられていたウォーリア・オブ・ライトが事後に報告を受け、仲間がいるのに何故一人で無茶をしたのか、とスコールに言った事で、一触即発の空気となった。
昨日の今日で一人で行動している事を言及されたのが、今のスコールには不愉快だったようだ。
眉間にこれでもかと言わんばかりの深い皺を刻むスコールに、カインはそれに気付かぬふりをして、考えるように顎に手を当てる。
「お前は今日は───確か、ジタンとバッツと素材集めに行っていた筈だな。二人はどうした?」
「……」
「戦闘中に逸れてしまったか?」
置いて来た訳ではないのだろう、とカインは確信していた。
昨日の今日で、意図して単独行動している訳ではない筈だ。
カインの言葉に、スコールはしばしの沈黙の後、深々と溜息を吐いて、
「……闇の神殿の中で、時空転移が起きて」
「脱出が間に合わなかったのか」
「……ああ」
不安定な次元の歪みに巻き込まれ、仲間達と逸れる事は、この世界では珍しくない。
それぞれ近くに身を寄せ合っていれば、バラバラに飛ばされる事もないのだが、戦闘中はそれぞれが敵を相手に立ち回っているので、大抵、お互いの間合いの邪魔にならないように距離を取っている。
そんな時に転移に見舞われると、皆全く別の場所に転送されてしまうのだ。
スコールが飛ばされたこの場所は、混沌の大陸に程近い事もあり、上級種のイミテーションの姿がちらほらと見かけられる所だった。
イミテーションに発見、襲撃される前に、急ぎテレポストーンの場所まで向かおうとしたスコールだったが、その前に秩序の気配を感じ取った。
ひょっとしたらジタンとバッツかも知れない、と一先ず合流しようと決め、テレポストーンの位置とは逆から感じられる秩序の気配を辿り、────今に至る。
「あんたは、ジタンとバッツ、どっちか見なかったか」
「いや。此処から向こうには、誰もいなかった。コスモスの気配もないな」
カインの言葉に、スコールは短く嘆息した。
スコールはそれ以上は何も言わず、さっさと帰ろう、と言わんばかりに、くるりと踵を返す。
何やら、“宛てが外れた”と言う風なその反応に、カインの琴線が微かに震えた。
テレポストーンに向かって歩き出すスコールの背中は、いつも通り真っ直ぐに伸ばされている。
それなりに上背のあるスコールだが、カインよりはまだ低い。
加えて、坂道を下りている所為で、スコールの頭はカインの目線よりも僅かに低い位置にあった。
旋毛の見える後頭部を見下ろしながら、カインは口を開く。
「お前は、あの二人に随分気を許しているな」
「……は?」
カインの言葉に、スコールが振り返る。
いきなり何を言い出すんだ、と言外に告げる蒼の瞳を見下ろして、兜の下でカインは笑う。
「よく一人で行動している割に、あの二人と一緒にいる事も多いだろう」
「それは、あいつらが勝手に俺を引き摺って行くからだ」
「振り払おうと思えば出来るだろうに」
「……疲れるんだ、そう言うのは。あいつらはしつこいから」
スコールの言葉に嘘はない。
実際に、スコールがうんと言うまで、ジタンとバッツが粘り強く彼を誘っている場面はよく見るものだ。
しかし、彼等がスコールを誘う事を諦めないのは、決して彼等の粘り強さだけが理由ではない。
スコールは確りとしているように見えて、意外と押しに弱い。
そして、蒼灰色の瞳の奥に、決して彼等を嫌っている訳ではない事が見て取れるから、あの二人はスコールの事を諦めないのだ。
何かと他人を突き放す言動が多いスコールが、秩序の戦士達の中で孤立せずに済んでいるのは、間違いなくジタンとバッツのお陰だろう。
カインも、そんな二人に感謝している。
カインがスコールの本質を知る事が出来たのは、スコールの頑なな殻を破ってくれた、彼等のお陰なのだから。
………とは言え、これでも一応、カインはスコールの“恋人”だ。
それらしい会話を全くする事がないとは言え、“恋人”が自分以外の誰かを、自分以上に信頼するのは、少々妬けるものがある。
────カシャリ、と具足の音が一つ鳴って、止まる。
カインが立ち止まった事に気付いて、数歩遅れて、スコールも足を止めて振り返った。
「カイン?」
カインの突然の静止を、異変が起きたものと思ったスコールの瞳に、警戒が灯る。
スコールは辺りに目を配り、何か不自然なものや、イミテーションの影はないかと探した。
が、それらしいものはどこにも見当たらない。
数秒の静寂の後、変異が何処にもない事を確かめて、スコールの眉間の皺が深くなった。
「カイン、何か─────」
あったのか、と問い掛けたスコールの声は、最後まで形にならなかった。
数歩分の距離があった筈の二人の距離は、スコールが僅かに意識を逸らしている間になくなっている。
少年の狭い世界で、細い金糸が閃く。
蒼の瞳に映る男は、其処に自分だけが存在している事を確かめて、ひっそりと笑った。
4月8日なので、カイン×スコール!
気を許した相手には、無自覚に無防備になるスコールと、スコールが仲間と仲良くしているのは良いけど、ひっそり焼きもち焼いてたカインでした。
4月1日から、消費税が5%から8%に変わりました。
これに伴い、郵便局に置ける荷物の発送料金が改定されました。
その為、当サークルで発行した本の通販の際にかかる発送料金も、新たな送料での受け付けとなります。
発送方法は、以前と変わらないまま(今の所は郵便局からの「ゆうメール」のみ)です。
重量 : 送料
─────────
~150g:180円
~250g:215円
~500g:300円
~1kg:350円
~2kg:460円
~3kg:610円
3kg超:一律600円
厚みのある本が増えた事、一冊だけB5サイズの漫画本(FF/[Hyperthermia])がある事で、発送時に荷物を2つ以上に分割する事がありますが、最初に注文して頂いた時の送料から追加料金を頂く事はありません。
送料はあくまで荷物の総重量からの計算のみとなっております。
発送形態は基本的に封筒ですが、厚みのある本を重ねると封が閉じれなくなるので、段ボール箱で発送する事があります。
「ゆうメール」を利用する為、封筒/ダンボールの一部に、内容物が確認できる穴を開けています。
密封された状態での発送をご希望で、
・PC用のCGIをご利用の方はメッセージ欄に、
・携帯用CGIをご利用の方は、お手数ですが kryuto*hotmail.co.jp(*を@に変換して下さい)に、
荷物の密封希望の旨を添えて、送信して下さい。
現在、FFジャンルの本の通販をご利用の方には、レオンとスコールのしおりを無料配布しております。
二種類しかない上、ご利用いただいた方には須らく押し付け(←)ておりますので、「持ってる(いらない)のに来た!」と言う方もおられるかと思いますが、宜しければお使い下さい。不要でしたら、ゴミ処分しちゃって下さい。プラスチックではありませんが、ポリ系素材となっておりますので、各自治体のゴミ指定に合せて捨てて下さい。(いないと思いますが)オークション等への出品は絶対にお止め下さい。
これからもWeb、オフライン共に頑張りますので、のんびりお付き合い下さると幸いです。