サイト更新には乗らない短いSS置き場

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2012年05月

拍手お返事(5月7日)

  • 2012/05/08 22:28
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修行 19日目

  • 2012/05/08 20:45
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ファイル 116-1.jpg

今日は5月8日なので、バツスコです。

バッツがスコールの手を引っ張っていくのに萌えます。「面白いもの見つけたぜ!」ってスコールをあっちこっち連れ回して、スコールは呆れた顔して見せながら、バッツにされるがままにしてるのが好きです。何処にも行きたがらないスコールを、バッツが色々な所に連れて行って、景色を見たり空振りしたり、トラブルもあったり。スコールは毎回「ろくなことにならない」とか言いながら、バッツに連れて行かれるのが実は好き……だと良いなぁ(´∀`*)
スコールって引き籠り体質っぽいから、外に出る必要がないなら、自分の空間でのんびり過ごしたいタイプだと思う。外の世界は、楽しい事より、煩くて落ち着かないって考えてそう。あと休日前にトラブルに巻き込まれてたりしたら、翌日の休みはベッドに包まって悶々考え事してそう。
バッツはじっとしてるの苦手っぽい。それこそ「風が呼んでる!」って飛び出していく。そんでふーらふーら旅をして、大学の単位足りなくて留年とかw 「やっちゃったー(´∀`)」ってあんまり反省もしてなさそうww 若しくは、あんだけ休んでるのになんで普通に進級できてるの、って位に要領が良いか。

なんかいつの間にか現代パロで考えていたけど、DFFの世界で同じことやってても良いな。一人で黙々とイミテーション退治と周辺探索をするスコールを、バッツがジタンと一緒に引っ張って、色んな景色見せてあげたりとか。野宿の時もバッツが率先してふざけだして、ジタンが乗っかって、スコール巻き込めば良い。スコールは「あんた達、いい加減にしろ!」って怒りながら、二人が眠って静かになっちゃうと、ちょっと寂しさを感じたり……してたら、二人がごろんごろん転がって来て、スコールにくっついちゃって、「暑い…鬱陶しい…」と思いつつ、好きにさせてれば良いよ。

バツスコの妄想しても、ジタンがほぼ必ず一緒にいるのを考えてます。20歳児の暴走を嗜めつつ、愛される事に戸惑うスコールの背中を押してあげる男前ジタン。589セット大好きです。

修行 18日目

  • 2012/05/07 22:45
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ファイル 115-1.jpg

スコールとティーダです。
なんかこの二人ばっかりセットで描いてるような。他のキャラも描いてみたいけど、やっぱついついティスコにしてしまう。現代的なイメージも強いし。

ダメージジーンズってどう表現したら良いんだろう。トーン削りで処理してみたりしたけど、なんかしっくりこない。10%を削り処理した方が良かったのかな?
柄物着せる時、ティーダはあまり抵抗がありません。前にもヒョウ柄着せたなぁ。対してスコールの方は、無地グラデーションで処理してる事が多いような。柄物をトーン処理に頼ってるから、バリエーションもないし、服に合ってる柄が使えないのも原因(要するに私の技量不足)なのですが、スコールが柄物着てるイメージもあんまりなかったり。モノクロ+赤とかで統一されてる感じがする。ティーダみたいにファッションで遊ぶイメージがない……アクセ類・小物にはこだわりそうだから、それが可笑しく見えないように合わせたりはすると思うけど。

スコールとティーダが一緒に歩いてたら、渋谷ピンナップみたいな感じで撮られそう。私の絵ではそうは見えないけど(´;ω;`) ティーダは「いいっスよ~」って快諾するだろうけど、スコールは嫌がりそうだな……ティーダが撮影してる間に逃亡を図ったりとかw でもティーダに捕まって「一緒に!」って言われて流されるんだろうなww


最近、やりたい事が一杯あって、やらなきゃいけない事もあって、時間が足りない……体二つ欲しい、と思ったが、別々の身体が別々にやりたい事やりそうで、やらなきゃいけない事が放置になる気がする。意味ねえ。でもって別々の体が別々の頭でやりたい事をそれぞれやっても、やってない方の体の悶々はきっと収まらない。やっぱり意味ねえ。
結論・ヘイスト下さい。自分の作業スピード上げるしかない。

修行 17日目

  • 2012/05/06 22:49
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ファイル 114-1.jpg

レオンとスコールです。と言うか、レオスコです。

クラスコにしろバツスコにしろ、スコールがそう簡単にデレてくれないイメージがあるのですが、レオスコにすると無条件でデレます。何故だ。大人のみりきか。レオンもクラウド相手だと超ドライなのに、スコールが相手だと寛容ですね。
レオン×スコールは、どういう妄想してても、大体ドロドロの甘々になります。砂糖出る。最初はスコールが自分に自信がなくて、レオンに気後れしてて近付けないとか、レオンも自分の感情に気付いても、17歳って言うこれからが大事なスコールに道を踏み外させる訳にはいかないとかで切ない感じなのですが、両思いになったら砂糖しか出て来ないw スコールが不安になれば、レオンが包み込んでくれる。レオンが立ち止まったら、いつも後ろをついて来てるばかりだと思ってたスコールに背中押されたり。
滾ってる真っ最中な所為もあると思うけど、うちのスコール関係のBLでスコールが一番幸せになれそうな気がする。

レオスコ妄想する時は、基本的に[絆シリーズ]とは切り離して考えてますが、兄弟設定はやっぱり美味しいです\(^q^)/ 結局スコールはお兄ちゃんにベタベタで、レオンも弟にベタベタに甘いのが好きです。そんな妄想してる時、大抵途中でクラウドが割り込んで来て、クラレオスコに発展するのですが。
そういや、私はリバや総受意外はほぼ受け付けられん体質(?)だった筈……なのにレオスコに関しては大丈夫なようです。私の中で百合っぷる状態であるからかも知れない。


一日遅れですが、子供の日SS書きましたので、放り投げておきます!

[ちび京]端午の日

  • 2012/05/06 22:46
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のんびりとした朝を迎えて、のろのろとベッドから下りる。
眠い目を擦りながら着替えを済ませ、ベッド傍に立て掛けていた木刀を取り、欠伸を漏らしながら部屋を出た。

洗面所の冷たい水で顔を洗い、ようやく目は覚めたが、頭の芯はまだぼやけている。
昨晩は遅くまで起きていて、ビッグママに言いつけられた算数ドリルの宿題をやっていた。
大嫌いな勉強に勤しんだ事、昼間は師の下で稽古をしていた事もあって、昨夜は直ぐに眠りについたのだが、それだけでは疲れた脳の回復には足りなかったらしい。


稽古は毎日の日課で、怠った分だけ自分にツケが回って来るのは知っているが、今日ばかりは体を動かす気にはならない。
予定としては、今日も師に稽古をつけて貰う予定だったが、それはナシにさせて貰おう。
とにかく、今は頭も体も重くて仕方がない。

朝飯食ったら少しはやる気が出るかな、と思いつつ、京一は店舗へのドアを開ける。
トントンと包丁が打つリズムの良い音が聞こえ、焼き卵の香りが京一の鼻をくすぐった。




「あらァ、おはよう、京ちゃん。今日は随分のんびりねェ」
「んー……」




アンジーの挨拶に、京一はカウンター席の椅子に登って、目を擦りながら頷く。




「寝る前に頭使ったから疲れたんだよ」
「ああ、宿題やってたの。随分、頑張ってたみたいだったものねェ。どう?全部解けた?」




クスクスと笑って問うアンジーは、京一から聞かずとも、答えを察しているらしい。
意地の悪いアンジーの表情に、京一は唇を尖らせた。




「……半分」
「おや。意外と頑張ったね。一ページで止めるかと思ったんだけど」
「オレだってそうしようと思ったけどよ~…」




途中でギブアップした所で、ビッグママが許してくれる訳がない。
溜めた宿題に加算して、次の宿題を出されるので、溜めれば溜めた分だけ自分の損になる。
面倒な物は、出来るだけ早く片付けて置くに限る────結局途中でギブアップしたのは事実だが。


疲労具合を体現するように、京一はテーブルに突っ伏した。
その横に朝食のオムライスが置かれ、京一は潰れた格好のまま、スプーンを取る。
行儀の悪い格好で食事をする京一を、咎める人はいなかった。

砂糖控えめの代わりに、生クリームを混ぜる事で、ふんわり半熟に出来上がったオムライス。
美味しいものは活力になるもので、寝起きからだるくて仕方がなかった体に、心なしか生命力が甦る。


京一はのそのそと身を起こして(けれども猫背である)、改めてオムライスを食べ始めた。
そうして、カウンターの端に置かれていた置物に気付く。




「……なんでェ、こりゃ」




割り箸の上に糸を貼って、糸の先端には紙で作られた魚。
たらんと垂れた糸に釣られた魚は、上から青と赤が一匹ずつ、一番下には短冊状に細く小さく切られた紙が数枚。

腕を伸ばして、それを手元に寄せてみると、ゆらゆらと揺れた。
寄せ終われば、たらんと重力に従って落ちる。
胡乱な目で魚を見詰める京一に、テーブル拭きをしていたサユリが気付いた。




「ああ、それはねェ、鯉のぼりの代わりよ」
「鯉……ああ、あれか。ガキの日」
「子どもの日、ね」




くすくすと言い直されて、京一は判り易く頬を膨らませる。
どっちでも一緒じゃんかよ、と。

京一は拗ねた表情のまま、釣られた魚をスプーンの柄尻で突く。


子供の日、と言われて、京一が思いつくものと言ったら、柏餅が精々だ。
鯉のぼりもなくはないが、大きなものを見て単純にはしゃいでいた幼い頃と違って、腹が膨れないものには興味が湧かない。

同じ子供の日────端午の節句云々と言うなら、京一は鎧兜の方が興味があった。
実家の剣道道場では、この日が近くなると、道場の上座に鎧兜が飾られていて、傍には刀も置いてあった。
それが本物なのか、模造刀なのかは知らないが、面白がって振り回し、拳骨を貰ったのはまだ記憶に鮮やかな光景であった。


つん、つん、とつまらなそうに小さな鯉のぼりを突く京一を見て、アンジーが眉尻を下げる。




「京ちゃんには、こっちの方が似合うわよね」
「あ?」




なんの話、と訊こうと顔をあげようとして、出来なかった。
ぱさっと頭の上で軽い音がして、何かが乗せられている事を知る。

京一は、スプーンを咥えたまま、頭の上に乗せられたものを手に取った。




「……なんだこれ」




沢山の文字の羅列で埋められた、薄い紙。
それをあっちへこっちへ折り畳んで作られた、




「兜よォ。京ちゃん、格好良いわァ!」




きゃぁ~!と黄色い感性を上げる『女優』の面々に、京一は顔を顰めた。
こんなチープなもので格好良いと褒められても、あまり誉められた気はしない。
寧ろ、子供扱いされているとしか思えなくて、京一はそれが嫌いだった。

……嫌いだったのだが、此処にいる人々が、芯から京一を好いてくれている事は判る。
だから、顔を顰めて見せながらも、京一の頬はほんのりと赤らんでいた。




「っつーか、鯉のぼりとかコレとか……わざわざ作ったのかよ」




暇なのか、と悪態のように呟きつつも、京一の顔は朱色を帯びている。
耳まで赤くなっている子供を見て、アンジーはにこにこと嬉しそうに笑っていた。

彼女達がそんな調子だから、子供扱いは嫌いだけれど、京一は『女優』の人々を突き放す事が出来ない。





持っていた兜を被って、顔を隠す。

似合うわよ、と言われて、そりゃどーも、と呟くのが精一杯だった。







うちの『女優』の面々が催し物に敏感なのは、京一の為です。
京一の色んな反応が見たいから、行事ごとに託けて、あれこれやってるのです。
京一は子供扱いされてて恥ずかしいけど、どうしても『女優』の面々には弱い。お世話になってるし、好いてくれてるのが判るから。自分も兄さん達が好きだしね。

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